本のメモ 喜劇としての国際ビジネス: 私が出会った〈一流〉という名の怪優たち

 

喜劇としての国際ビジネス: 私が出会った〈一流〉という名の怪優たち

喜劇としての国際ビジネス: 私が出会った〈一流〉という名の怪優たち

 

 久々にドンピシャ。「事実は小説よりも奇なり」を地でいく本当にあった怖い話。

著者のダニエルさんが弁護士として出会った世界中のあやしいひとたちとの出来ごとを語ってくれている。舞台はドバイ、国連、中国など。

一度でも発展途上国やODA関連のプロジェクトなどで働いたことがあるひとからしたら出てくるストーリーはよく聞く「あるある」話。

「政府に親戚がいてコネがあるから自分だけが知っているがこのビジネスは絶対儲かる」という現地の住民は世界中に山ほどいて、騙されるひとも少なからず居る、というのはあまり語られないところ。

ダニエルさんが毎回騙されては落ち込む様子は確かに喜劇だけれど、彼のアフリカへの思いが毎回踏みつぶされる状況は悲劇的。

英語版も置いておきます。Nothing but a Circus、いい題名。

Nothing but a Circus: Misadventures among the Powerful

Nothing but a Circus: Misadventures among the Powerful